いきなりお詫びですが『彼岸まで。』品切れ状態が続きすみませんでした。
帯を一新した増刷ぶんが、今は全国書店並びにネットの仮想書店、津々浦々に配本されております。
昭和と平成、両方の匂いを振りまく芸人として活躍するかたわら、「男気」への愛溢れる『お笑い 男の星座』(浅草キッド著)や、ハゲ治療など気になる健康方法に自らを実験台にして挑んだノンフィクション『博士の異常な愛情』など、この人の本なら全部買っちゃお、という気にさせる名調子の著書がある水道橋博士氏。
猫好きのみならず、生き物と、いや「誰か」と一緒に暮らし二度と会えぬ「別れ」を経験したことがある人に感涙と静かなる励ましを与えてくれる本『猫の神様』の東良美季氏。
両者の視点は、すでに『彼岸まで。』をお読みになって下さった方は興奮を覚え、不幸にも未読の方は好奇心をくすぐられることでしょう。
本を読む楽しさを再確認させてくれる書評です。
(県知事)