2008年02月28日

誉田哲也さんのサイン会があります!

警察小説・犯罪小説を皮切りに、最近は青春小説でも多くの注目を集めている俊英・誉田哲也。

最新刊の『シンメトリー』は、そんな誉田さんの出世作『ストロベリーナイト』で颯爽と登場した女刑事・姫川玲子が主人公のシリーズ、3作目にあたります。

本作は、シリーズ初の短編集。警視庁捜査一課所属の警部補として、日夜捜査に明け暮れる玲子がいままでに携わってきた7つの印象的な事件が描かれています。

先週末の発売から早くも大反響で、即増刷も決定しました。
今後もりあがること間違いなしの、新鋭作家さんです。読み始めるなら、今ですよ!

そんな誉田哲也さんのサイン会が3月5日開催されます。
概要は、以下のような感じ。

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新刊『シンメトリー』刊行記念 誉田哲也さんサイン会開催のお知らせ
■3月5日(水)午後6時30分〜 ブックストア談 浜松町店
先着100名様(要整理券) /(問合わせ)03−3437−5540
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書店さんのWEBサイトのリンクも貼っておきます。ご覧になってみてください。
http://www.bunkyodo.co.jp/danhp/hama/007.htm

誉田哲也さんにとって、デビュー以来初めてのサイン会です。
なかなかない機会ですので、お近くの方、お時間の都合のつく方はぜひ、浜松町にご参集ください!

(黒衣)

posted by kappa at 12:53| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月22日

要注目。朝倉かすみ『田村はまだか』発売!

  深夜のバー。小学校のクラス会の三次会。四十歳になる男女五人が友を待つ。
 大雪で列車が遅れ、クラス会同窓会に参加できなかった「田村」を待つ。

「田村」は小学校の有名人だった。有名人といっても人気者という意味ではない。その年にしてすでに「孤高」の存在であった。
 貧乏な家庭に育ち、小学生にして、すでに大人のような風格があったのだ。


 そんな「田村」を待つ各人の脳裏に浮かぶのは、過去に触れ合った印象深き人物たち。

 今の自分がこのような人間になったのは、誰の影響なのだろう――。
 四十歳になった彼らは、自問自答する。


 それにつけても田村はまだか? 来いよ、田村。


 酔いつぶれるメンバーが出るなか、彼らはひたすら田村を待ち続ける。

 そして……。


 自分の人生持て余し気味な世代の冬の一夜を、軽快な文体で描きながらも、ラストには怒濤の感動が待ち受ける傑作の誕生。



 ……というあらすじの物語。

 かなりざっくり言うと、飲み屋で「田村」を待つだけの物語なのですが、読ませます。最後まで読まずにはいられない魅力があります。
 今か今かと人を待つ。旧友を待つ。この喜び、味わえます。

 まだ数冊しか作品を発表していない朝倉かすみ氏ですが、そのセンス、才能、技術はピカイチ。
ご本人のブログ「アサクラ日記」http://d.hatena.ne.jp/ASAKURA/ 2008/2/20に

「第一話だけでも、ぜひ、立ち読みしてください、と、心から願う。」


 とありますが、本当にそう思います。

「そして、もしも、つづきが読みたくなったら、ためらわずにレジへ。」

 とそのあと続きますが、本当にそう思います。


 飲み会三次会の、めためたな感じが好きなあなた。
 あるいは、気の置けない仲間となら、本当は最後までうだうだと時間を潰したいのに、明日の仕事、待つ家族のことを考えて終電で帰るあなた。

 人を待つワクワク感を知っている幸福なあなた。

 読んでみて下さい。

           (県知事)

posted by kappa at 12:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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