2009年03月30日

『約束の地』冒険小説協会大賞受賞!

 さる三月二十八日土曜日、晴天の熱海にて、日本冒険小説協会大賞の発表が行われました。

 受賞作は、小社刊、樋口明雄氏『約束の地』。

 「読み終えた後、片手に掴んだ単行本の重量が心地良い」──3/1「朝日新聞」朝刊、瀬名秀明氏

 「環境破壊や狩猟、いじめなど盛りだくさんの問題をからめたエンタテインメント大作」──3/14号「週刊現代」、貴志祐介氏

 など、評価の高い一冊です。

 「人間と自然」というどでかい問題から、「国(政策)と国民」、そして「ある地域社会だけに通じるしきたりと社会常識」さらには「組織(会社)と労働者」、「親と子ども」……。

 普通に日々を過ごしている我々がふとしたことでぶつかり、考えさせられる問題に、主人公も悩み、堪え、そして前進していきます。

 何がかっこいいって、主人公、キレません。
 受け入れます。そして、改革します。

 と書くと地味な物語のようですが、巨大野生動物との闘いやショッキングな連続死亡事件などが次々と押し寄せてきて、大長編ながらページを繰る手が止まらなくなること必定。

 昨年末に発売された作品ですが、ロングセラーとなっています。

 ぜひ。


 (県知事) 
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2009年03月06日

『田村はまだか』吉川英治文学新人賞!

 二日前、三月四日に行われた第三十回吉川英治文学新人賞に、朝倉かすみ氏『田村はまだか』が選ばれました!

 なぜ二日遅れてのブログアップかというと、当日、担当編集者(私)は、朝倉氏が住む札幌の居酒屋で一緒に選考発表待ちをしていました。で、受賞となりました、と。来たぜ喝采。
 で、全身の毛穴からアセトアルデヒドが吹き出すほど呑みまして、翌朝(5日)気がついたらホテルのベッド、千歳空港に向かう快速エアポートも羽田行きの飛行機でも、寝ていました。
 東京でも、寝ていました。

 『田村はまだか』の舞台は、ススキノのバー。
 深夜、小学校のクラス会の三次会まで残った四十才になる男女五人が、一次会に来られなかった、かつて「孤高の小学六年生」と言われた田村を待つ、というストーリーです。

 札幌の夜に、田村と、会いました。

 1月に出た朝倉氏書き下ろし長編『ロコモーション』も、よろしく。
 生きていることの不思議さ、感じます。

                                      (県知事)
posted by kappa at 13:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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