また、内藤陳氏の「日本の小説・2008年オールスターズ」(一年間に出版された本を、野球のオールスターになぞらえて発表)では四番・センターに選ばれました!
『約束の地』は凶暴化する(人を餌にし始める!)野生動物、現代日本の病巣とも言える若者の孤独と破滅的行動、そしていじめ問題などに対面する「普通の」一人の男の日々を描いた波瀾万丈の長編です。
その舞台となったのが、八ヶ岳とその周辺の町。
大自然と人の住む「里」がせめぎ合う土地。
2月6日(金)、ま、今日ですが、 その八ヶ岳で進められている「里守り犬プロジェクト」が、フジテレビ系列「スーパーニュース」の中で18時17分から20分間、全国放送されます。
「里守り犬」とは、山から降りてきて農地を荒らす猿などの野生動物を追い払う(殺すのではない)訓練を受けた犬のこと。
『約束の地』でも、重要な役割として登場します。
自然と人間の共存、考え方の違う人間同士の共存をテーマした(米大統領のオバマ氏が主張していることも、これですね)『約束の地』をより深く楽しめる番組になっているのではないかと、思います。
(県知事)