日本各地でゲリラ豪雨が発生し、
日本の夏は熱帯の夏に
変化したのだと、しみじみ思う今日この頃。
東京都心では蝉の声を聞きません(そうでない場所も
あるのでしょうけれど)。なんだか都会ならではの
砂漠にいるようです。
そんな「砂漠」の渇きを癒す一つの手段が「読書」。
現実の世界から離れて、別世界に浸るのも一興。
時代を超えて、といえば、近刊の『代表作時代小説』。
18編の多彩な時代ものの短編が読めるとあって、なかなか
読みごたえがありますよ。童が主人公にしたものもあれば、
十返舎一九の娘を主人公にした喜劇もあり…。
舞台設定が変わっても、人の情けや怒りなどは
そうそう変わらないことを改めて実感いたします。
さて、現実にはあり得ないからこそ、
愉しめる作品のひとつ、
藤田宜永氏の『たまゆらの愛』。
本日発売の「日経ウーマン」に
藤田宜永氏の著者インタビューが
掲載されました。
話題の新刊のページにて紹介されています。
大人のミステリアスな恋愛物語。
「日経ウーマン」の20代、30代の
女性読者の皆さんはどう思われるのでしょうか。
(みどり)