梶尾真治さんは熊本の出身で、現在も熊本に在住。『黄泉がえり』をはじめ、多くの作品が熊本を舞台にしているのは、それも理由のひとつです。
そんな梶尾さんの地元紙「熊本日日新聞」の3月4日付で『悲しき人形つかい』の書評が掲載されました。執筆されているのは上妻祥浩さんという方です。曰く「良質の娯楽作品を見ているようなノリとテンポ」、「いろいろな意味で予測不可能」、「後味爽やか」。すぐにでも読んでみたくなるような書評で、担当編集としてはありがたいかぎり。しかも、的確で、梶尾作品をよく読み込まれている方のようです。興味のある方は、図書館などで探してみて下さい。そして、本書が読みたくなりましたら、最寄りの新刊書店へぜひどうぞ! 娯楽映画と同じぐらいの値段で、娯楽映画とはまた違った小説特有の楽しみに触れることが出来ますよ。
2007年03月06日
「娯楽映画を見ているようなノリとテンポ」 『悲しき人形つかい』が熊本日日新聞で紹介されました。
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私の拙文に対して過分なお褒めのお言葉を頂き、誠にありがとうございます。何分、書評の執筆は初めて、しかも尊敬する梶尾先生の作品とあってかなりのプレッシャーでしたが、何とかこの作品の持つ魅力を(充分にかどうかは分かりませんが)皆さんにお伝えすることができたようで、ちょっと安心しております。