2007年05月11日

男の夢と現実を、ユーモラスに、少しニヒリスティックに描く。東直己の新作『抹殺』、5月20日頃発売です。

 東直己さんといえば、ススキノ便利屋シリーズをはじめ、ユーモラスで人間味に溢れたハードボイルド小説が有名な人気作家さんです。今回刊行される東さんの待望の新刊『抹殺』では、その延長上にありながら、いつも以上に人を喰ったような設定に要注目!です。 埼玉県薪谷市(東作品ではおなじみの、あの市です)に住む主人公の宮崎一晃は次第に全身が麻痺していく難病を患い、車椅子で生活をしている画家。傍らには美貌のヘルパー・篤子が寄り添い、生臭坊主と陰口をたたかれる遣り手の福祉事業家にして僧侶の龍犀とも仲のいい、地元の名士。ところが、宮崎には殺し屋というウラの顔があったのです。
 代理人の龍犀が請け負う仕事の数々。高額のギャラで宮崎と愛人契約を交わしている篤子との微妙な関係。宮崎の裏と表の顔が、絶妙に描かれています。東直己ワールドの真骨頂が存分に味わえる傑作。間もなく発売です。ご期待下さい!
(黒衣)
posted by kappa at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 新刊情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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