2008年04月10日

『田村はまだか』増刷!

「いつくるかいつくるか」と田村を待っているうちに、朝倉かすみ氏『田村はまだか』増刷がかかりました!

2月に刊行され、じわじわと、売れ続けていました。
「増刷、いつくるかいつくるか」と待っていました。

書評、著者インタビューも、たくさん取り上げていただいています。
「週刊女性」、「産経新聞」、「週刊新潮」、「星星峡」、「本の雑誌」、地方紙配信の書評……。
また、ブログでも、話題となっています。


深夜のバー。小学校のクラス会の三次会。四十歳になる男女五人が 大雪で列車が遅れ、クラス会に参加できなかった「田村」を待つ。

──物語は、こんな感じで始まります。

「田村」は小学校の有名人だった。有名人といっても人気者という意味ではなく、その年にしてすでに「孤高」の存在であった。
貧乏な家庭に育ち、小学生にして、すでに大人のような風格があったのだ。


そんな「田村」を待つ各人の脳裏に浮かぶのは、過去に触れ合った印象深き人物たち。

──この「印象深人物たち」というのが、また、魅力的。

今の自分がこのような人間になったのは、誰の影響なのだろう――。
ちょっと人生に投げやりになり始めた世代、四十歳の彼らは、酔いながら、田村を待ちながら、自問自答します。

──で、田村はやってくるのか? 田村を待つことによって、彼らは、何を知るのか?

ラストでは、ああ、こういう感動の形があったのか、と最良の読後感を得られます。
登場人物は、みんな、等身大、普通の人たちなんですけどね。


「胸にぐっとくるエピソードが、あなたを待っている。そんな忘れがたい物語」という書評家・豊崎由美さんの素敵な言葉が入った新帯で、増刷です。


  (県知事)

posted by kappa at 10:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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